よくある質問FAQ

歯内療法・根管治療ってどんな治療?
深い虫歯や怪我により歯の神経(歯髄)が露出してしまった場合や既に神経のない歯の根の先端まで細菌感染が生じた場合に、歯内療法が必要になります。つまり、歯内療法は歯を抜かないで残すために、歯の根の病気(根尖性歯周炎)を治す治療です。歯内療法は症状によって、以下の6つのステップに分かれています。一般的に根管治療と呼ばれているものは、2~4の処置を指すことが多いです。
  1. 生活歯髄療法:虫歯の大きさに関係なく神経をできるだけ保存するための治療です。
  2. 抜髄処置:歯の神経を全て除去し、痛みを抑え、炎症や細菌感染の拡大するのを防ぐための治療です。
  3. 感染根管処置:歯の神経が存在したスペース(根管スペース)に、既に起こっている細菌感染を除去する治療です。
  4. 再根管治療:過去に根管治療を受けた歯に、再び感染が起こった場合に行う治療です。
  5. 外科的歯内療法:通常の根管治療では治癒が困難な場合に行われる外科的処置です。歯根端切除術や意図的再植もこちらに該当します。
  6. 外傷:事故などによって歯が脱臼、亜脱臼、破折した場合に行われる処置です。

2.抜髄処置および3.感染根管処置の段階で良質な根管治療および修復治療を受ける事により、後に4.再根管治療および5.外科的歯内療法を受ける可能性は非常に低くなります。

根の先の病気や神経の炎症の原因は何ですか?
細菌です。この事はKakehashiら(1965)、Fabriciusら(1982)など、先人達の論文にて立証されています。細菌がいなければ根の先の病気(根尖性歯周炎)にはならないのです。抜髄処置(通常無菌状態)では根管治療時に細菌を侵入させないこと、既に細菌感染している感染根管処置や再根管治療では細菌を効果的に取り除くことが重要です。根尖性歯周炎に対しては原因である細菌に対する処置が重要です。
必ず治りますか?
原因である細菌を全て除去できれば治癒することになります。しかしながら、歯の中の構造は複雑で一度根管に入ってしまった細菌は減らすことは出来ても、0にすることは決して出来ません。ですから、まず根管内に細菌を入れない環境を作ることが大切です。細菌を取り除こうとしているのに細菌が入り続ける状況で治療していては意味がありません。その環境整備の一つがラバーダムです。また、可能な限り全ての器具を滅菌することも重要でしょう。

▲ラバーダムについて詳しくはこちらの動画をご参照下さい。
特に、最初に根管治療する時(抜髄など)は重要です。この際には根管の中にはほとんど細菌がいません。この状態を維持し根尖性歯周炎を作らないようにすることが肝要です。既に根管に細菌が入っている場合(再根管治療)は効果的な細菌の除去法を用いることが大切です。使用する器具、洗浄剤、貼薬剤の選択を的確に行い正確な使用をする必要があります。以上のような配慮を行なっても成功率は100%にはなりませんが、有意に成功率を高めることは可能です。
治療中や治療後に痛みを感じることはありますか?
【治療中】ほぼ100%麻酔を施しますので痛みを感じることはほとんどありませんが、ごくまれに麻酔が効かない・効きにくい体質の方は、痛みを感じることがあります。心当たりがある方は、事前にご相談ください。
【治療後】歯内療法に限らず、歯の治療は身体に侵襲を与えていることになります。腕や足をケガした時と同じように数日間痛むのが普通です。ただしその際の痛みは治療の予後を左右するものではありません。治療後数日は、過敏になって痛みのような違和感や刺激に反応してしまうこともありますが、数日内に治まるケースがほとんどです。このような不快症状は痛み止めで対応します。
【治療後】歯内療法に限らず、歯の治療は身体に侵襲を与えていることになります。腕や足をケガした時と同じように数日間痛むのが普通です。ただしその際の痛みは治療の予後を左右するものではありません。治療後10日ほどは、過敏になって痛みのような違和感や刺激に反応してしまうこともありますが、数日内に治まるケースがほとんどです。このような不快症状は痛み止めで対応します。
治療には何回くらい通えばいいですか?
感染の有無、治療の難易度などにより異なりますが、1~3回で治療が完了します。
歯内療法・根管治療ができない歯はありますか?(抜歯基準)
重度の歯周病であったり、歯に縦のヒビ(垂直性歯根破折)が入っていたり、歯がほとんど残っていないケースでは、歯内療法・根管治療後に歯に被せもの(修復・補綴処置)を装着できません。また、無理に歯内療法・根管治療を行ったとしても、噛める歯として機能させられないので、抜歯せざるをえないというのが実情です。
神経をとりたくないのですが?
診査によって歯髄炎を起こしていないと診断された場合には、虫歯が大きくてもむやみに神経の処置をせず、神経を残す処置を行うことが可能です。神経をとらずに治療することは根の先の病気(根尖性歯周炎)の予防において最も有効な方法だと言えます。ただし、闇雲に何でも神経を残せば良いというものではなく、診断が非常に重要です。
インプラントをしたくないのですがこの歯は抜かないとダメですか?
インプラントは歯がないところに歯を入れる非常に有意義な方法ですが、歯がないことが前提の治療法です。「歯内療法で治せる可能性がある歯を抜歯してインプラントにする」という宣告がなされている可能性はあるかもしれません。
根管治療後の被せ物などの治療は行っていないのですか?
はい、当院は歯内治療・根管治療の専門医院です。被せ物やその他の治療に対応する設備・材料を一切有しておりません。治療後はご紹介いただいた、かかりつけ歯科医師に被せ物を含めた治療をお任せすることになります。
かかりつけ歯科医師からの紹介がない場合はどうすればよろしいですか?
基本的には紹介のみの患者様を診察させていただいております。かかりつけの歯科医師が決まっていない患者様に限り、患者様のご都合に合う提携先の歯科医院様をご紹介させて頂く事は可能です。
器具は清潔ですか?
歯内療法・根管治療において清潔さは治療結果を左右する生命線と考えております。そのため、当院では、患者様に触れる器具(切削用バー、手用ファイル、Ni-Tiファイル、ラバーダムシート、洗浄用ニードル、洗浄用シリンジ、バキュームチップなど)は滅菌済みの製品をディスポーザブル(使い捨て)にしています。ディスポーザブル化できない治療器具などは高性能洗浄器(ウォッシャーディスインフェクター)で洗浄し、クラスB高圧蒸気滅菌器(オートクレーブ)にて滅菌しております。また、自動水回路消毒システムが搭載し、滅菌精製水を給水出来る治療用ユニットを採用し、使用するエアーの乾燥・除菌を確実にするドライ&クリーンエアーシステムを使用し、できる限り無菌環境を保つ努力をしております。
健康保険は適用できないのですか?
適応できません。当院は自由診療のみ歯内療法・根管治療のみの歯科医院です。「グローバルスタンダードの高度な医療技術」をご提供するため、健康保険システムでは提供が難しいまたは認められていない方法や材料を用いるため、健康保険が適用されませんので、あらかじめご了承ください。

ご紹介いただける歯科医師の先生方へ

当院では歯科医院様からのご紹介を承っております。

  1. 「紹介状送信フォーム、医院地図及び注意事項」のダウンロードをお願いいたします。
  2. ご送信フォームに必要事項をご記入いただき、FAXまたはメールにてご送信をお願いいたします。
  3. 当方でFAXまたはメールを確認次第、患者様に電話でご連絡し、当院への来院日時のご予約をお取りいたします。
  4. 当院にて患者様のご予約がお取り出来ましたら、ご紹介元の先生へその旨をお伝え致します。
    4診療日以内に連絡のない場合は、FAXまたはサーバーのトラブル等の可能性もありますので、お手数ではありますが当院までお問い合わせ下さい。TEL:052-433-9970
  5. 当院でのカウンセリング・歯内療法処置終了後に、速やかにご紹介いただいた先生にご連絡をさし上げます。
    患者様にも、速やかにご紹介いただいた先生のご予約を取っていただきます。
  6. 後日、貴医院にて歯内療法終了後の修復処置および経過観察がスムースに行えるように、メールまたは郵送にて歯内療法処置報告書をお送りいたします。

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[休診日] 日曜日・祝日 *学会参加・セミナー・講習会・技術指導等で、休診となる日があります。